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見逃したり、録画に失敗した場合は、
再放送がない限り、お手上げです。
自分の身は、自分のお金で守るしかありません。
メールマガジン「生命・環境系の週間テレビ予報」は、
1週間+αの放映情報を、毎週、お届けいたします。
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新着情報や変更情報は、入り次第、メールで配信いたします。ぜひ一度、お試し下さい。
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20世紀の経済成長を受けて、21世紀は経済成長の対価としての環境負荷にどう対応するか
が問われることになります。自分に出来ることは何だろう。ということで、生命・環境系の社会
問題を扱うドキュメンタリー番組の放映予定をお知らせするメールマガジンを創刊しました。
ほとんど宝物探しの気分で楽しい作業ではありますが、片手間に出来るものではないので、
メールマガジンの配信料で生活することを目指し、「ネット起業」としました。
大量生産・大量消費・大量廃棄の生活をこのまま続けていれば、いずれ、資源の枯渇と
廃物捨て場の枯渇が生じます。枯渇するのは私達の時代ではなく、子孫の代のことで
すから、「我、関知せず」という態度をとるのなら、何も悩むことはありません。「自分は
先祖から子孫への橋渡し役」と思う場合にのみ、頭痛の種となるのです。環境ファシ
ズムや環境ヒステリーを起こすことなく、枯渇を回避するには、どうしたら良いのでしょう。
困ったときは、歴史に学べ! 20世紀の代表的な公害である水俣病事件で、患者ではない
一般の水俣市民がどういう行動をしていたのかを調べてみました。
<1.病気の原因が魚だと言われた時>
市民は魚パニックを起こし、市内の魚屋さん、お寿司屋さん、蒲鉾屋さんの売り上げが激減した。
<2.魚を汚染した原因がチッソ水俣工場の廃水だと言われ、排水停止の条例作りが議論された時>
市内の漁協以外の全団体(労組から、経済団体、婦人団体まで)は熊本県に陳情に出かけ、
「排水停止は工場の死活問題、水俣市の存亡にも関わるから反対。そんなことより
原因物質の究明を急ぐべきである」と訴えた。
<3.患者がチッソ相手に裁判を起こしたり、補償金をもらったりした時>
チッソを守るための市民大会を何度も開いたり、「働かなくても蔵が建つ」と悪口を言ったりした。
<4.水俣病が有名になってから>
市外の人から「え、あの水俣病?」「伝染する」「嫁にはもらえない。破談だ」と不利益を被る
ようになる。その原因は「患者が騒ぐから有名になったから」として、原因企業のチッソではなく
患者に恨みを向けた。
しかし、市民の認識は、正しいものではなかった。
<1.について>
パニックは、カイワレ大根や所沢でも起きたこと。ただ、水俣病の場合、患者にとっての魚は主食
だったが、一般市民には副食の一つなので、実際には食べる量に天と地との差があった。
この事実を周知徹底していれば、パニックは小規模で済んだのではないか。魚パニックの
ため、漁民は、病苦だけでなく生活苦にも陥り、患者の存在を隠すようになった。
<2.について>
同様のことは、当時の通産大臣も述べていた。実際は、廃水中に多数の化学物
質が含まれているため、熊本大学医学部は原因を絞り込みに難航していた。しか
し、「弱った魚を食べたせい」などと主張する学者が東京大学医学部や東京工業
大学に現れたため、原因が工場ではないかのような雰囲気が漂ってしまった。
<3.について>
水俣市で会社と言えばチッソのことだから、補償金のせいで倒産したらどうしようと不安に
陥り、チッソではなく患者を責めていた。「弱った魚を食べたせい」という説も、市民の
患者に対する悪感情を助長した。実際には、補償金を支払い続ける必要があるため、
国と県はチッソが倒産しないように、融資を続けている。
<4.について>
水俣病は感染も遺伝もしないことを、市民自身もその真偽を知らない上、同じことを患者に
していた。そのため、心無い市外の人に対して説明して誤解を解くことができなかった。
正しい知識が伝達されていれば、市民は、どういう行動をとっただろうか。
有吉佐和子の言葉に「世の中は、ねたみややっかみという情念で構成されているの。理念じゃないわ」(TV「知ってるつもり?!」より)がある。
私もそう思う。特に自分の生活に直結する場合なら、理念の出る幕はない。
では、「情念」を突破するには?
「正しい情報の伝達」と「先人に学び、勇気を貰うこと」が必要!
社会的影響力が大きいのは、テレビ番組である。
ドラマやバラエティ番組の陰で存在が薄い「生命・環境系の社会問題を扱うドキュメンタリー番組」の放映情報について、メールでの配信(有料)を開始しました。
見逃し防止装置ですが、この手の番組の視聴率が上がれば、テレビ局に放送枠や予算の拡大をアピールすることになります。
番組を見ていれば、おかしな番組が放映された場合、「それは違うよ」と声を上げることができます。
「熱い番組」から、勇気を貰いましょう。
「勉強になる番組」を見れば、モノを見る目を養うことができるでしょう。
少しでも視聴率が上がれば、この手の番組の予算や放送枠が増えはせんかと、ちょっぴり期待しています。少なくとも、
広告主に左右される放送局へのプレッシャー、熱心なディレクターへの応援、になるはず。
皆さん、次の世代のために、テレビを見ませんか?
なんだか、妙な結論です(笑)。
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